Cotomono

2020/10/11 01:57



坂口恭平さんがnoteに連載している「お金の学校」がとにかく面白いので、読んで。

坂口さんには熊本の橙書店で展示会をさせて頂いた際に何度かお会いしたことがあります。
著書にサインをお願いすると必ず♡マークを書いてくれたり、カウンターに座ってると
横で赤いセーターを編み出したり、クリスマスのお菓子を「食べなっせ」とくれたり、
誰に対しても分け隔てなく、とても気持ちのいい方です。

以前、坂口さんの「現実宿り」という本を橙書店で買って読んでたら、ある一節に、
その頃なんとなく浮かんでいたイメージにすごく近いことが書かれていて、びっくりして、
展示会で作品と一緒にテキストを使わせてくださいと電話したところ「いいよ」と快諾して頂いたので
作品に「現実宿りのカバン」と名付けて「現実宿り」と一緒に展示させて頂いたことがあります。
上の写真はその時のもので、カタチが変わったり被ったりできるわけのわからない不思議なカバンで、
いま作っている「三角まとう」の源流にある作品と言えます。ま、2点しか売れませんでしたけど、
そんなの全然気にしてません。現実宿りってタイトルは多分、雨宿りからきてると思うけど、
降り続く現実からしばし雲隠れするための「布」ってイメージで作りました。

話は、坂口恭平さんがnoteに連載している「お金の学校」に戻りますが、
10回目に書いてあることが、もうドストライクにハマったので、そのままコピペします。
坂口さんは気前のいい方なので「いいよ」と許してくれるでしょう。

「三角まとう」を作っていると、自分が「流れ」であることを感じます。
どこに運ばれていくかのかわからないけど、その流れに不安はなく、安心して身を委ねています。
それはきっと「三角まとう」が、わたしという「経済」だからです。

坂口さん、ありがとう。


::

大丈夫です。必ずうまくいきます。

なぜならあなたの経済、つまり、あなたの魂は、常にあなたを喜ばせるために、
あなたを生かすために、幸福を感じられるように流れていくからです。
あなたもあなた自身の経済に気づいてください。
あなたのお金はなんなのか。その探索をはじめるんです。
いつか必ず見つかります。魂は遠くにあるのではありません。
一番近くにいます。
あなた自身です。
どんな時でもあなたはあなたから離れないでください。
あなたを見てあげてください。
優しく触ってあげてください。
自分にかける言葉を選んであげてください。
最大限の敬意を払ってください。
その払う敬意があなたのお金なんです。
そんな敬意というお金で満ち溢れたあなたという経済を作ってみてください。 
きっと魂が震えて喜んでくれるでしょう。

それを幸福と呼ぶのです。